創業から200年以上続く「どぜうなべ」の老舗!!
創業は今から200年以上前の1801年(享和 元年)、江戸の浅草の地に当時の”めし屋”として開業したのが始まりと言われています。
その後、2代目の時代にくじら料理も出すようになり今に続くわけですが、第二次世界大戦ではお店が全焼し、改修されたそうです。
今の建物は江戸時代を思わせる出し桁造り。
客室は地下1階から2階まであり、各階ごとにそれぞれ趣が事なります。
お料理は看板メニューのどぜう料理、くじら料理の他に様々な1品料理も取り揃えております。
まずは1品料理を楽しむ!!
いきなりどぜうなべを注文するのではなく、まずは他の1品料理を楽しんでみましょう。
どぜうやくじらに次いで人気なのが、この鯉のあらい(写真上)。
一緒に付いて来る酢みそでいただくのですが、さっぱりと清涼感たっぷりで、特に暑いこの時期にピッタリのお料理です。
そして、くじら料理を代表するこのくじら竜田揚げ(写真下)。
下味がしっかり付いていて、お肉も柔らか。
ある世代以上の方々には懐かしい味ですよね。
看板メニューは”どぜうなべ”!!
こちらのどぜう料理は、どぜうなべ、柳川なべ、どぜうさきなべ、どぜう汁、どぜう蒲焼、どぜう骨せんべい等様々ですが、やはり人気ナンバー1は、何といってもどぜうなべです。
どぜうなべに使用するどじょうはお酒で酔わせた後、甘味噌仕立ての汁で骨が柔らかくなるまで煮込みます。
煮込んだどじょうは専用の鉄鍋に敷き詰められ、さらに割り下で煮た状態で客席に運ばれます。
ねぎをたっぷりのせ、ひと煮立ちし、ねぎが割り下に馴染んだ頃がちょうど食べ頃です。
手間をかけた下ごしらえのため、どじょうの泥臭さも無く、頭から尻尾まで美味しくいただけます。
どぜうなべの隠れた主役!!
どぜうなべには薬味として刻みねぎが付いて来ます。
この刻みねぎは、なんと、入れ放題!!
どじょうから染み出た旨みと割り下に馴染んだねぎは大変美味で、このどぜうなべの隠れた主役と呼んでもいいくらいです。
言いかえれば、この刻みねぎあってのどぜうなべでしょう。
また、別注文になりますが、ささがきごぼう(写真下)をどぜうなべで食べても美味しいですよ。
お酒は京都伏見の”ふり袖”、ビールは地元のアサヒ!!
どじょうは日本酒と非常に相性の良い魚です。
こちらでは、「あま・から・ぴん」の3拍子揃った伏見の”ふり袖”をどじょうに合うお酒として推奨しています。
この時はぬる燗でいただきましたが、確かに美味しいですね。
ビールは場所柄、アサヒを置いています。
こちらのお店に行かれる際は、なるべく予約(予約は4名以上)をして行かれることをお勧めいたします。
紹介しているブログはこちら!
http://www.hkoume.xyz/article/403831049.html