雰囲気のあるアプローチ、近づくごとに「燕食堂」の世界へ
皇居外堀、防衛省、「燕食堂」の近くに存在するものは、確かにそこが都心であることを示しています。
ビルが建ち並ぶオフィス街、まさかここに?という立地にまず驚くはずです。
訪れた人を古民家を改装した店舗に誘う、通りから5メートルほどのアプローチ。扉を開けると「燕食堂」独特の世界観に包まれます。
昼夜一貫して、とことん手作り!
自然木のぬくもり感のあるアンティーク家具とペンキ塗りのコンクリート壁。
ミスマッチがマッチする個性的な内装のなかで楽しめるのは、昼は肉や魚、たっぷり季節野菜を使った五種類の定食。
夜はフランスの「家庭料理」を思わせる、自然派ビストロ。ワインは日本全国から集められています。
パンも手作り、自家製天然酵母パンは逞しい食感と野趣な香りが特徴です。
飾らない、だから居心地がいい
旬の野菜の前菜盛り合わせ、日替わりの獲れたて鮮魚、顔の見える生産者が育てた牛や豚、シェフが特選素材で作る料理は、黒板やメニューで見る時から魅力的です。
想像通りのもの、想定外のもの、創作料理ならではの驚きや楽しみがあります。
基本的には素材を活かし、奇をてらわない素朴な味わい。時の過ぎるのも忘れて、料理を食べることに没頭してしまいました。
大勢で来たい、ふたりで来たい
デザートまで満喫して3時間ほど。もちろん、デザートも手作りです。
会社の会合、デート、友人との食事会…様々なシチュエーションで、たくさんの人々が集っていました。
賑やかに、しっぽりと、どんな風にも楽しめるお店です。
数に余裕があれば、自家製パンをお土産用に購入することも出来ます。都会の隠れ家、見つけてみて下さい。