大阪の銘店『カドヤ食堂』の橘和良氏がプロデュースしたお店が5月15日にオープン
大阪を代表する中華そばの銘店『カドヤ食堂』のカリスマ店主である橘和良氏がプロデュースしたお店が、5月15日にオープンしました。場所は、福島区福島の梅田ランプ西交差点横。JR大阪駅からも福島駅からも徒歩で行けるアクセスの良い場所に位置しており、大きな看板が目印となります。
メニューは、醤油ラーメン ポーク・醤油ラーメン チキン・ポークジンジャー和えそばに、トッピング類や白ごはんにドリンク類となります。オープン直後につき、現在はつけ麺のみ提供されていない様です。
●醤油ラーメン ポーク
関西では所謂、アキラ系と呼ばれている京都の豚清湯醤油をモチーフにしているかと思われる、こちらの醤油ラーメン ポーク。しかしながらその系統のラーメンより、スープ・麺・チャーシュー、それぞれのパーツが格段に美味さの違いを魅せる。
豚骨や豚足など国産豚のあらゆる部位を、しっかり下処理しコトコト濁らさずに旨味を絞り出したクリアなスープに、背脂で抽出した自家製ラードや、これらをまとめる酸味の効いた醤油タレを合わせた豚清湯醤油。豚の旨味がしっかりと感じられ、キレのある醤油がビシッと効いた深みある味わいで、中毒性を持たせつ特選素材を駆使した上品な纏め方が、橘氏のこだわりを垣間見れる一杯です。
麺は『支那そばや』@戸塚から仕入れた、佐野実氏の最後の形見でもある横山製粉の国産小麦『紬』等で特注した18番ストレート麺で、小麦の風味が非常に豊か。滑らかな麺肌は啜り心地も良く、もちっとしたコシのある麺で、スープにしっかりと寄り添います。
特筆すべきは鉢一面に敷き詰められた腕肉のチャーシュー。宮崎県鹿児島県産を中心とした国産豚のチャーシューは、1人前で約100gは使用しており、通常のチャーシュー麺以上のボリュームがあります。カドヤ食堂直伝のカットを施し、旨味重視でご飯に合う、しっとりとした柔らかい絶品チャーシューです。下に隠れた葱を巻きながら、ニンニクや豆板醤で味をカスタマイズして、チャーシューローリングライスでいただくのがオススメなので、ご飯はマストアイテムとなります。
国産豚肉を提唱するカドヤ食堂からのメッセージで、技術の必要な手の届くパーツをしっかりと仕事をして、安心安全な国産豚のチャーシューをタップリ食べて欲しいという想いが詰まった一杯です。
●醤油ラーメン チキン
キラキラと香ばしい鶏脂が浮き、名古屋コーチンの生卵がド真ん中に鎮座した一杯は、大昔、カドヤ食堂で戴いた時と同じビジュアルのそれ。即席麺『チキンラーメン』をリアル化させたものだ。スープを一口すするとコレでもか!と、いう位の鶏の旨味が口いっぱいに広がります。このラーメン一杯で鶏ガラ一羽くらいのエキスがたっぷりと出ています。
10年前に、カドヤ食堂がレギュラーで使用していた『カネジン食品』謹製の細縮れ麺を使用。この小刻みに縮れた麺の食感がまたリアルに再現されています。
具材は、チャーシュー・穂先メンマ・刻み葱で、真ん中に鎮座した名古屋コーチンの生たまごを絡めて食べる事で、強すぎる鶏スープがマイルドな口当たりになります。
若き頃、深夜まで受験勉強に打ち込んでいたあの頃。よく休憩時に食べたあの夜食。不朽の名作を思い出す様な、そんな一杯です。
●ポークジンジャー和えそば
カドヤ食堂直伝の醤油タレに国産背脂などから出来た旨味ある天然ラードにおろし生姜をたっぷり効かせたものに、同じく『支那そばや』に特注した国産小麦100%の12番平打ち麺がモッチリとした食感で、特製タレによく絡みます。
宮崎県鹿児島県産メインのチャーシューを角切りにしたものを、たっぷりそこからかき混ぜるとまるで豚の生姜焼きみたいなイメージになります。他に表には出ない特級の穂先メンマと、白葱や青葱を添えて糸唐辛子でアクセントを付け、食べ進む途中から米酢を垂らして味の締まりや円やかさの変化を楽しめます。
カドヤ食堂の橘店主の思い出ラーメンをアレンジして食べてもらいたいというメッセージがこもった西梅田らんぷです。
紹介しているブログはこちら!
http://kazuakimoichi.shiga-saku.net/e1341331.html
紹介しているお店はこちら!
店名:西梅田らんぷ
住所:大阪府大阪市福島区福島6丁目11-14
営業時間:11:00-15:00 18:00-22:00
公式Twitter:https://twitter.com/nishiumedalamp