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ラーメンの定番はやっぱり醤油!絶対に外さない首都圏の醤油ラーメン5軒
ラーメンの定番はやっぱり醤油!絶対に外さない首都圏の醤油ラーメン5軒

ラーメンの定番はやっぱり醤油!絶対に外さない首都圏の醤油ラーメン5軒

最終更新日 : 2017/05/19

この記事で紹介するのは…ラーメンに詳しい田中 一明さんがおすすめする首都圏エリアの美味しい醤油ラーメンについて、厳選して5店ご紹介した記事です。

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田中 一明
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皆さんが「ラーメン」について思い浮かべるとき、真っ先に頭の中に浮かんでくるのは、いったい「何」ラーメンだろうか。

このような質問を発すれば、おそらく100人中95人以上の方は、褐色のスープの中を麺が泳ぐ「醤油ラーメン」と答えるのではないだろうか。

実際、醤油ラーメンは、様々なジャンルのラーメンが登場した現在でもなお、ラーメンの典型的なイメージを形成する「ラーメン界のガリバー」として君臨し続けている。

今回私は、そんな醤油ラーメンを提供する店舗の中でも「間違いなくお勧めできる」と太鼓判を押すことができる店舗を「5軒」ピックアップさせていただいた。

どうぞ、よろしくご一読いただければ、幸いである。

1.【東京・王子神谷】牛脂・セロリ・山椒を大抜擢。未知の味に心躍る『麺屋坂本01』

ラーメンの定番はやっぱり醤油!絶対に外さない首都圏の醤油ラーメン5軒

ラーメンの定番はやっぱり醤油!絶対に外さない首都圏の醤油ラーメン5軒

「地元の方々から愛されるラーメンを、可能な限りコストを下げて地道に作っていきたいですね。」と語る坂本店主。 

東京都北区の庶民的な町並みに溶け込むようにたたずむ『麺屋坂本01』は、本年4月18日にオープンしたばかりの新店。

店主は、アパレル業界の出身。ラーメン好きが高じ、転職を決意。勇躍、ラーメンづくりの世界に飛び込んだ。

同店が入る前の店舗だったお好み焼き屋の看板をそのまま残した外観は、民家のよう。『麺屋坂本01』の屋号が書かれた小さな表札と行列のみが、同店のありかを示すランドマークとなる。

基本メニューは「中華そば」。鶏と豚の骨と肉をじっくりと煮込んだ出汁に、セロリ・タマネギなどの香味野菜を溶け込ませたスープは、仕上げに牛脂を注ぎ込み、桁違いに分厚い香りとうま味の構築に成功。

通常、ラーメンでは担々麺以外で用いられることが珍しい「山椒」をデフォルトで投入。タマネギ、牛脂との三位一体で立体的な和味の構築を狙う。

 

紹介しているお店はこちら!
店名:麺屋坂本01
TEL:03-3919-6485
住所:東京都北区王子3-8-6
営業時間:火曜~金曜:11:00~14:30
土曜・日曜・祝日:11:00~15:00
定休日:月曜(祝日を含む)

2.【神奈川・新丸子】貝エキスが一滴一滴に凝縮!『Noodle Kitchen GUNNERS』

ラーメンの定番はやっぱり醤油!絶対に外さない首都圏の醤油ラーメン5軒

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オープンは、本年4月23日。東急東横線新丸子駅から徒歩3分程度。

新丸子を代表する実力店『麺屋でこ』からほど近い場所に店舗を構える『GUNNERS』は、オープンしたばかりの新店でありながら、その強気な立地が単なるハッタリではないことを訪問客に実感させるだけの技量の高さを持ち合わせる。

現在、同店で提供されているのは、「中華そば」と「汐そば」の2種類。今回ご紹介するのはもちろん、淡麗醤油ラーメンである「中華そば」だ。

艶やかな琥珀色を呈したスープは、鶏の輪郭も微かに感じさせるものの、メインの役どころを担うのは、圧倒的に貝。スープを啜る都度、確実に貝由来のコハク酸のうま味が、味蕾を通じて味覚中枢にじわじわと伝わってくる。

このスープに合わせる麺は、定番『三河や製麺』製の中細ストレート。適度なコシの強さが特徴的な多加水麺であり、食べ終わりに近づくにつれ、より多くのスープを吸い込み、極上のうま味をその身にまとう。

 

紹介しているお店はこちら!
店名:Noodle Kitchen GUNNERS
TEL:044-819-8494
住所:神奈川県川崎市中原区新丸子町754
営業時間:11:30~14:30、17:30~21:30
土曜・日曜・祝日:11:30~15:00、17:30~21:30
定休日:水曜

3.【東京・三鷹】実力店で養った経験が見事に開花!唯一無二の1杯を目指す、『ラーメン健やか』

ラーメンの定番はやっぱり醤油!絶対に外さない首都圏の醤油ラーメン5軒

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本年4月5日に自店を構えるに至るまで、複数の実力店で研鑽を重ねた店主。「最近人気の『鶏パッツン系』は確かに美味しいが、自分が創るラーメンは自分自身の個性が反映されたものにしたかった」。修業の最中も、自分ならどんなラーメンを創るかを常に想像していたという。

こうして出来上がったのが、ホンビノス貝を主役として抜擢した清湯醤油ラーメン。油彩画のように鮮やかな琥珀色を呈したスープは、啜った瞬間、ホンビノス貝のコハク酸が甘露のように口腔を潤す。

端正で上品なビジュアルとは裏腹に、流れ込んでくるうま味は極めて濃密。何度レンゲを動かしても、その都度、ホンビノス貝の香りが味覚中枢を激しく刺激。中盤以降、スープの素材である鶏ガラと羅臼昆布から大量のグルタミン酸があふれ出し、コハク酸と極上の二重奏を演ずる。

このスープに合わせる麺は自家製。国産小麦のみを用い、薫りと歯切れの良さを同時に実現させた逸品だ。

 

紹介しているお店はこちら!
店名:ラーメン健やか
TEL:0422-57-7935
住所:東京都武蔵野市中町1-28-1
営業時間:11:30~14:30、18:00~21:00(麺・スープ終了次第閉店)
定休日:日曜

4.【東京・蒲田】洒落た空間でいただくパーコーが至高の極み!『ヌードルダイニング倭寇』

ラーメンの定番はやっぱり醤油!絶対に外さない首都圏の醤油ラーメン5軒

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『倭寇』と書いて「ガラ」と読む。特徴的な店名が印象的な同店のロケーションは、JR蒲田駅から徒歩5分程度という至便な立地。

入口近くにテーブル席、その奥の厨房付近にカウンター席を配した店内は、簡素でありながら清潔感を兼ね備えている。大切な人との酒席やデートなどにも大いに活用できそうだ。

同店で食べるべきメニューは、何と言っても「パーコー麺」。

鯖がふんわりと香るスープも良いが、全粒粉が練り込まれた自家製麺の出来映えが素晴らしい。プニっとした独特の食感が、食べ進めていく際の絶妙なアクセントとして機能する。

特筆すべきは、ラーメン店で味わえるのが信じがたいほどハイクオリティな「パーコー」。高品質な油を厳選し、カラッと揚げた衣は、スープに浸しても一切の型崩れを起こさない肉厚なもの。豊かな肉感を誇る豚肉の歯ごたえの良さも相まって、何枚もお代わりしたくなるほど規格外だ。

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5.【埼玉県・幸手】店主は独学!『パリ橋』の煮干しラーメンから垣間見える新たな可能性

ラーメンの定番はやっぱり醤油!絶対に外さない首都圏の醤油ラーメン5軒

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ご紹介する『煮干しラーメンとローストビーフパリ橋』は、本年2月、埼玉県幸手市にオープン。

店主は煮干しという食材が持つ可能性に惹かれ、独学で煮干しラーメンを開発。
煮干しのコクを押し出した「煮干ラーメン(青)」と煮干しのうま味を強調した「煮干ラーメン(白)」の2種類のメニューを作り分け、勝負を挑む。 

今回、私がオススメするのは「煮干ラーメン(青)」。

膨大な手間ひまをかけて、煮干し特有の苦みやクセを徹底的に排除。コクとうま味のみを切り出し、深みのある醤油ダレと合わせている。丼を通して、煮干しのみに頼ることなく、タレとの一体感を重視する店主の考え方が伝わってくるようだ。

ローストビーフも、屋号に堂々と掲げるだけのことはあり、噛み締めるとジュワッと肉汁がほとばしる抜群の出来映え。これだけのスペックを備えていながら、価格はワンコイン強。そのコストパフォーマンスの高さにも、感嘆を禁じえない。

 

紹介しているお店はこちら!
店名:煮干しラーメンとローストビーフパリ橋
TEL:070-4012-0365
住所:埼玉県幸手市中1-6-17
営業時間:11:00~15:00、18:00~23:00
定休日:木曜

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※本記事は、2017/05/19に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

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