最近は燻製機が廉価で市販され、燻製教室の開催、果ては燻製マンガまで登場するなど、身近になってきた「燻製」という調理法。

ここススキノには、その「燻製」を極めんとする専門店があるんです！

今回は同じビル内でハシゴもできてしまう、2軒をご紹介します。

１．『おずsmoked和taste』

【一次会前菜】まずは「北の味覚」を燻製で♪

　「おずsmoked和taste」という店名が示す通り、このお店の軸は和食。枝豆やお刺身、出汁巻に唐揚、お茶漬等々、メニューを見る限り一般的な居酒屋さんです。

 

でも、その全てが「燻製料理」だとしたら.........？

まずは、枝豆や明太子あたりから始めるコトをおススメします。

　両方とも食べた事がある筈ですよね。ところが「燻製の」という冠詞が付くだけで、食べた事がない美食に化けるんです！

　普段食べ慣れているからこそ、「燻製ってスゲェ」と感じてくださるでしょう♪

 

　さて、お次は北海道ならではの一品を☆

　ジャガイモに塩辛を載せていただくのは北海道ローカルな食べ方かも(^^ゞ「燻製フライドポテト」を「燻製マヨネーズ」で楽しみ、さらに「燻製塩辛」を載せて！

 　観光でお越しになった方は勿論ですが.........コレはむしろジャガイモや塩辛を食べなれている方にこそ知っていただきたいっす♪

 

　さてさて、北の大地の恵みの後は、北海の幸も押さえておきましょう！

　道内産ホタテや本シシャモをはじめ、垂涎の海産物がズラリと並ぶなか、オススメしたいのは真鯖と姫ほっけ！

　まずは真鯖、青魚が苦手な方こそ是非。鯖の概念が変わります☆姫ほっけはスナック感覚で、ビールに合わせてどうぞ♪

　燻製って、食材の魅力を引き出し、独特のクセを和らげる効果もあるんですよね。

 

　さぁ、そろそろエンジンがかかってきましたね　笑　ここらでガツンと肉料理はいかがでしょう？

【一次会メイン】腹ペコも燻製で満たします☆

　ラムロースやイベリコ豚、自家製ベーコンを差し置き、人気No.1は伊達鶏の手羽先燻製なんです。ちなみに税抜260円♪

　燻されてピンと張り詰めた鶏皮表面、お行儀悪く素手で持ち、ガブッと行きましょう。

　その刹那、解き放たれてほとばしる肉汁！肉汁！にくじる！！

　端っこの部位だからこそ味わえる飾りっ気ない豪快な旨さ、必食です☆

 

　食欲に火が付きましたか？それではコチラも是非。

十勝牛の牛トロ丼。

　正直なところ燻製じゃなくても旨いんですが　笑　燻製醤油のタレと上質な牛脂の出逢いは、そこらの肉料理を遥かに凌駕します！

 

　まだまだ食べたいかもですが、ココで一旦クールダウン。

【一次会の〆に】サラダもデザートも燻製で！？

　ポテトサラダには燻製チーズと燻製玉子が、シーザーサラダには、燻製チーズと燻製ドレッシングがふんだんに使われています。

　おかげでサラダなのにお酒が進んでしまい、クールダウンにならない事態　笑

 

　あ、甘いモノがお好きなら、デザートもありますよ～☆

アップルパイ、チーズケーキ、抹茶のガトーショコラ。

　.........はい、全部燻製で～すｗ　

　特におススメは燻製アップルパイ。隠し味に燻製醤油が使われており、ほのかな薫香と塩気が甘みを引立て、デザートなのにお酒が進んでしまう.........〆にならない事態ｗｗｗ

 

　さて、〆損ねて呑み足りないという方、二次会も燻製にひたってみましょう！

２．『燻製肉専門 オズ・バル』

【二次会☆酒友編】まだまだ宵の口！さらなる燻製の世界へ

エレベーター直結でハシゴ酒☆同ビル内の姉妹店「オズ・バル」へ。

　コチラは肉料理メインのバルスタイル。カウンター中央、サントリーマスターズドリームのサーバーが眩しい！

　まず、食べるべきは燻製オリーブです( ﾟ∀ﾟ)o彡°コレも燻製なのですが、やや重くなった口の中が一掃されますね♪ 

　筆者は大抵、この辺りからウィスキーを飲み始めちゃいます。飲み方はハイボールでもロックでも、燻製との相性はバツグンですよ！

 

　おつまみも多彩に揃っており、他には例えば.........

ブルーチーズに燻したメープルをかけて。

　もしウィスキーに変えられたなら、コレも試していただきたい！燻されたメープルの香り、チーズのコクと塩分、全てが極上の酒肴です♪

 

　おつまみ２品が続いたトコロで、「オズ・バル」看板メニューも行ってみましょう☆

【二次会メイン編】ココで食べるべき三品！

芽室プレミアム赤身牛スモークステーキ！

　燻製肉の熟成と凝縮っぷりはテッパンの一言！写真はイチボ.........だったと思います←酔っぱってうろ覚えｗ　赤身肉のボリュームは見た目以上☆２～３人でオーダーするのがベターです。

燻製鶏とカマンベール、キノコのアヒージョ。

　そもそもオリーブオイルまで燻してあるんですから、薫香の重奏感がモウ！ 

　さらに、鶏肉やキノコの旨味が移ったオリーブオイルに浸していただくバケットの旨さたるや、筆舌に尽くしがたいっす( ﾟ∀ﾟ)o彡°

燻製レバーペースト。

　レバーが苦手な方って少なくないですよね。そんな方にこそ食べていただきたいのがコノ一品。

　燻製と言えば、香りや旨味が強くなる「足し算」のイメージがありますが、上手く燻すと、余計なクセや雑味を消し去る「引き算」の役割も果たすんです。 

　雑味がなくなれば、残るのは本来の旨味だけ。「レバーって、こんなに美味しかったんだ」そう呟いちゃうことでしょう(^-^)

　

　まだまだ多彩な燻製料理が目白押し☆ですが、今日はこの辺で.........あ、最後に、お会計の際は是非コチラもご一緒に♪

【お土産編】ご自宅でも燻製を♪

燻製刺身醤油＆燻製ドレッシング

　薫香豊かな醤油は万能選手！例えばＴＫＧに、例えば炒飯の仕上げに、唐揚の下味付けに.........どんな料理も極上の味になっちゃう優れものです( ﾟ∀ﾟ)o彡°

　ドレッシングは、柚子を利かせた醤油ベースのジュレ仕上げ。サラダは勿論、肉料理をサッパリと食べたいときなんかサイコーです(^-^)

 

　ご紹介したいメニューは他にもワンサカありますが、後はご自身で訪問された際のお楽しみにってコトでご容赦くださいm(__)m

　最後に一つだけご留意を。注文を受けてから燻し始める料理が多いため、中にはオーダー後数十分掛かる事もあります。出来れば時間と気持ちに余裕をもって訪れていただければ、と願っております。

　それでは、ススキノで過ごす夜が、ステキなひとときになりますように！