東京はいま、個性派酒場のオープンが続いています。クラフトビールや若き杜氏の造る日本酒などを扱う"知識欲"系から、これまでにない食べ方、飲み方でワイワイと楽しもうというスタイルまで様々。
そこで、今回はお財布に優しく、それでいて従来の居酒屋にはなかった特別なおつまみを揃える酒場を3軒選りすぐりでご紹介します。
ちゃんと美味しくとっても楽しいお店で、お仕事の疲れを吹き飛ばしちゃいましょう!
気心の知れた仲間数人とちょいと飲みに行ってみませんか。
1.荻窪「鳥もと本店」 北海道出身の個性派マスターの驚きの仕入力
荻窪駅北口の「鳥もと」は1950年頃焼鳥屋をはじめた老舗。2009年に再開発に伴い駅前から少し離れた荻窪銀座に移転しました。
現大将は、21年前に荻窪「鳥もと」に手伝いに来た人で、出身は実は北海道。
魚介や農産物の配送をするトラックドライバーだった人で、その後職を転々としていて、鳥もとで働くことになったそうです。パンチパーマでだみ声の大将は、"日本一人相が悪い居酒屋店主"だなんて言われていますが、本当はとっても優しく、そして店の歴史をつなぐ情熱をあわせ持つ方。
先代の頃の「毎日通える安い店」の残しつつ、駅前から離れたことを補うために北海道出身のツテで道内の珍しい食材を仕入れ、それを安く美味しく食べられる北海道酒場的な店になりました。
鮭児(けいじ)が食べられる酒場は杉並区内ではここしか知りません。珍味、ヤナギダコの卵巣を食べる「たこまんま」も、特におすすめの逸品。これだけで日本酒は二合はいける最高の肴です。
安くて美味しい素敵なお店。もちろん焼鳥も変わらず美味しいです。
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http://syupo.com/archives/22446
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2.蒲田「スパ串酒場 うまいける」 中華+酒場=楽しい!
スパイス系中華を、大衆酒場と融合させたたお店が大田区・蒲田駅前に誕生。その名も「スパ串酒場 うまいける」。
従来からの中華料理屋にはない手軽さと、あくまで酒場であることからの敷居の低さなどがポイント。酒場側の視点でみれば、焼鳥の店に羊と独特な香辛料が加わったという感じでしょうか。
1本99円の看板料理、スパ串は超本格的な味。羊肉独特な深味とスパイスの刺激・香味が食欲を刺激します。
華カリカリの衣をまとった豚の唐揚げに特製の甘酸っぱい餡をかけた酢豚。こちらは黒酢豚でお酒がかなり進む濃厚な味。中華料理なんだけど、中華料理屋ではなく酒場、ハイブリッドで楽しいスパイスを楽しむお店です。
蒲田駅近く、二千円ほどで飲めるスパイス系酒場「うまいける」。羊肉、パクチー、スパイスというキーワードがお好きなノンベエさん、軽く覗いてみてはいかがでしょう。
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店名:スパ串酒場 うまいける
住所:東京都大田区西蒲田7-46-3 村野ビル1階
電話番号:03-6424-9959
営業時間:17:00~25:00(金土は28:00まで・日祝は24:00まで・無休)
予算:2,300円
3.東京「羊肉酒場 悟大 八重洲口店」 東京駅前に巨大な羊と星の食堂誕生
北海道ジンギスカンの店「羊肉酒場 悟大」がいま人気です。
水道橋に昨年一号店がオープン。北海道生まれのサッポロビールと、北海道のソウルフード・ジンギスカンを組み合わせて、レストラン的ではなくあくまで大衆酒場の雑多な感じで楽しめる店です。無煙ロースターにジンギスカン鍋という定番から外れ、煙もくもく当たり前、ビールケースのテーブルでワイワイとガンガン食べて飲もうといったスタイル。
加工から小売・ジンギスカンの直営店まで手がける千歳の「肉の山本」から仕入れているラムを使用。鮮度抜群の生ラムやラムチョップ、昔ながらの味付けラムも美味しい。
豪快に羊肉でビールが飲みたくなったとき、いつもの飲み屋感覚で立ち寄られてみてはいかがでしょう。臭い防止のビニール袋にジャケットやバッグを避難させ、今日はトコトン飲んで食べるぞ!
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http://syupo.com/archives/23431
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- 羊肉酒場 悟大 八重洲口店
- 東京 焼肉 食べ放題 JR 東京駅 徒歩3分
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