肉好きが集まる老舗の酒場
創業は1982年(昭和57年)。
ここは肉好き飲兵衛の間では『聖地』とも言われているもつ焼きの名店です。
お店の場所は京浜急行の立会川駅から徒歩約2分。
ちょうど立会川に沿った道路沿いにお店はあります。
お店の開店時間は16時半。
ここは基本的に予約は受けないので、平日でも開店前から人が並びます。
店内はカウンター席が約10席にテーブル席が約20席なので、開店前の30人に入れれば、めでたく16時半から飲めるわけですね。
年季の入った店内の壁には、これまた年季の入ったメニューが貼られています。
メニューを見ると、もつ焼きを中心に、肉刺し、煮込み、ハラミステーキなどの1品料理が並び、おのずとテンションも上がります。
しかも、どのお料理も安く、もつ焼き類は一部を除き80円、1品料理も200円台~300円台が中心で、ほとんどが500円以内。
ちなみに、注文は紙(メモ用紙)に書いてオーダーします。
お酒は焼酎割りがおススメ!!
お酒類は、ビール、日本酒、ワイン、ウイスキー、各種焼酎割りと、とりあえずは何でも揃っていますが、おススメは各種焼酎割り。
焼酎割りは、ホッピー、梅サワー、レモンハイ、ウーロンハイ、酎ハイ、青リンゴと種類も揃い、中の焼酎はS(シングル)とW(ダブル)がありますので、自分の好みの濃さで注文が出来ます。
割り物の焼酎はダイヤ焼酎を使っているみたいですね。
まずは、肉刺しから!!
肉刺しと言っても内臓肉の刺しです。
生ではなく、今は時代の流れで全て湯通しする等しっかり加熱処理をして提供されます。
写真は、ガツ刺し(上)とコブクロ刺し(下)ですね。
どちらも特製のタレがあらかじめ掛かっており、そのまま頂くことができます。
ピリ辛ダレのガツ刺しとコブクロ刺しをツマミに飲む焼酎割りは格別です!!
煮込み豆腐は必食!!
ここに来たら必ず食べて頂きたいのが、この「煮込み豆腐」!!
まるで、鍋料理のようなボリュームです。
これはグツグツ煮立った土鍋で提供されますので、火傷には注意しましょう。
具材は、脂たっぷりの牛モツを中心に、豆腐、白菜、春菊が脇を固めます。
牛もつと一緒に野菜もたくさん摂ることができますよ。
ちなみに、豆腐や白菜の入っていない普通の煮込みも大人気!!
やはり、主役は焼き物!!
やはり、何といっても主役は焼き物です。
この時はテッポウとシロとカシラを注文しました。
味は、塩とタレがあるのですが、裏メニューとして「醤油」というのもあります。(今回は写真上のテッポウを醤油で焼いてもらいました。)
毎日芝浦から仕入れる新鮮なもつは、丁寧に湯がいて下ごしらえしていますので、どれもとても柔らかく、噛み切れないなどという事はありません。
ただ、焼き物は時間が掛かりますので、最初にオーダーするのがベストですね。
メニューには焼肉もあり、テーブル席のみの提供となります。
私も、ぜひ、1度食べてみたいと思っているのですがなかなか・・・。
その他にもいろいろな居酒屋メニューが揃っており、1度や2度の訪問では食べ尽くせません。
お料理全般が安いので、財布にも優しいですね。
だいたい1人3千円台で済むと思いますよ。(当然、食べる量と飲む量で変わります。)
※本文中の価格は2017年3月31日現在のものです。