お初天神裏参道でひときわ賑やかな「大衆酒場ながはま」
大阪梅田、曽根崎お初天神通り商店街。まあいつどの時間に来ても人が多いわね。もともと、露天神社境内に飲食店が並んだことが今の商店街に繋がっているんだけど、アーケードの両サイドには新旧さまざまな飲食店が軒を連ねる。
商店街にある「炉端焼 たよし」横に細い路地、2年前に「お初天神 裏参道」ができた。「道呑み」っていい表現、酒飲みを手招きするいい雰囲気の飲食店ストリートだ。
今回は、その「お初天神 裏参道」にあるお店を紹介しようかな。
何度か予約しようと連絡したこともあったけど、満席で入れない~という印象。
今回は、土曜日の夕方に連絡を入れてみたところ、何とか席の確保ができたのでやってきた。
「大衆酒場 ながはま」だ。
近くに焼鳥のうまい店「坂上家」があるんだけど、そこと同じ、大阪キタ・ミナミを中心に飲食店を展開するSASAYAのブランド店だ。
中に入ると、昭和の居酒屋を感じさせる木製の壁、カウンターやテーブル。そうでありながらも、まだ新しい感じとカジュアル感が漂う。わいわいと、みんなで飲むには良さそうな空間だ。
串かつを食べに来たんじゃないんだけど、付きだしにキャベツが出てきた。
あれ・・・塩昆布とにんにくチップがトッピングされているんだけど、かかっているタレがええ塩梅の味付けで、ついつい箸が伸びてしまう。
まずは、酒肴三種盛り(780円)から。
酒肴の単品メニューが9種あって、そこからのおまかせチョイスだ。何が出てくるのかなぁ・・・
今回は、黒ミル貝わさび和え、鮭明太子、梅水晶がやってきたぞ。
あー、黒ミル貝の食感、柔らかいのと、コリコリした部位があるのね。こりゃ完全に酒専用って感じだな(笑)
ん・・・この鮭明太子も、ちびちびつまみながらいい肴になるなー
一品メニューは50種類くらいあるんだけど、200円台後半から500円前後がほぼほぼと、かなりリーズナブル。
あさり鶏白湯らーめんや”博多風”水炊き小鍋など、〆アイテムはもちろんあるんだけど、全体的にはがっつり飯系ではなく、酒飲みアイテムが充実している感じだ。
炭焼きカテゴリーから、エイヒレ炙り(380円)や、かぶら(380円)を。かぶらは、かぶらそのものを焼いたところに、オレンジ色の・・・これ、からすみなんだよね~
かぶらはほどよく柔らかいし、からすみの塩分がベストマッチ。
昔なつかしのハムカツ(300円)をもらおうかな。
しばらくすると、こんがりいい色合いで揚がってきたぞ。
あー・・・これ、4つにカットされていたから、割って中を見せて写真撮ればよかったね。このカツの厚さ、1cm以上はあると思うんだけど、ハムもしっかりその厚さ。ハムはとっても柔らかいけど、食べごたえ十分なアイテムだ。
厚切りベーコン(580円)も負けちゃいない。
分厚いところをこんがり焼き上げて、香ばしく仕上げたところで頬張ると、ジュワッと旨みが口の中に広がる。肉肉した感じがたまらんなぁ。
鯖へしこ(380円)。
ドリンクは一通りある感じだけど、日本酒も地酒がいくつか。「東洋美人」「明鏡止水」「風の森」など・・・その時期時期によってラインナップは変わるようだ。こうした日本酒に合わせた肴も充実しているのも嬉しいですな。 くーウメー
ここって、たこ焼きもウリなのか・・・
蛸焼きカテゴリから、すっぴん(6個300円)を発注。
特徴は、昆布やかつおでダシをとっているのに加え、鶏白湯スープを使っている。たこ焼きそのものに味がしっかりついているから、そのまま(すっぴん)で食べるのね。確かに、そのままで十分味が付いていて美味しいわ。
美味いので、結果的にソース(300円)や、ねぎまみれ(350円)まで注文して食べちゃったよ。
わいわいガヤガヤ飲むにはいい感じのお店。
コナモンもあるので、大阪に観光で来た人も是非。