惜しまれつつ7月31日で閉店 大阪の釜揚うどんの銘店「釜揚うどん 一忠」
創業昭和47年、大阪府八尾市で44年間釜揚うどんうどん一筋で営業されてきた釜揚うどんの銘店
釜揚うどん 一忠 さん
とうとう後二か月、平成28年7月31日で閉店されることになりました。
昭和47年11月に八尾市で「一忠製麺所」として開業
その後、香川県まんのう町の釜揚うどんの名店「長田うどん」で修業をされた後
昭和49年2月に「釜揚うどん 一忠」として再スタートされ44年
「一忠」さんの屋号は、店主 森岡 一彦さんの「一」と、奥様 忠子さんの「忠」から一文字とって屋号にされたそうです。
メニューは釜揚うどん一本の潔さ、麺の太さと大小のみの選択肢
アルコール類などの飲物はもちろん、天ぷらやご飯物などのサイドメニューなんかも一切ありません。
テーブルの上の薬味は、生姜、ネギ、天かす、すりゴマ、すだち果汁、すべてセルフサービスで好みの量を使えます。
注文してから十数分かかるうどんの出来上がりまで、サービスの自家製の昆布と鰹節の佃煮をつまむのもよし
心静かに土生姜をすり下ろしながら待つのもよし
うどんの茹で上がりが近づくと、大きな徳利に入った熱々のお出汁が運ばれてきます。
上質な昆布と、鰹節類、イリコでとった出汁は、それだけでゴクゴク飲める旨さ!
うどんが出てくる前にいつも一・二杯出汁だけ飲んでしまいます。
茹でたてのうどんが釜湯とともに「一忠うどん」の名前入りの設楽焼の丼で運ばれてきました。
「釜揚うどん」(大)720円です。
「小」(一玉)では、ちょっと物足りない、「大」(二玉)が標準サイズで、空腹なら「特大」(三玉)でもペロリいけちゃいます。
先ずはうどんだけそのままでいただきます。
うどんを持ち上げると鼻に抜ける小麦の香り
表面はふんわりもっちりとしていながら、中はしっかりとしたコシを感じるうどんで小麦の風味良く実に旨い。
次にうどんを薬味を入れないお出汁に浸していただくと、
甘みを抑えた上品で上質な味わいのお出汁がストレートにもっちりとしたうどんに絡んで口福感がひろがります。
好みでおろし生姜や、ネギなどをお出汁に足しながらいただくと
味の変化もあってするするとあっという間に完食してしまいます。
食べ終わった後に、もうひとサイズ大きいのを注文すればよかったと後悔するのは私だけではない筈です。
ついに閉店まで残り2か月を残すばかりとなってしまいました。
後何回行くことができるかわかりませんが、できる限り通おうと思っています。
記事をご覧の皆様も、後二か月ですが機会があればぜひ行ってみてください !!!
一忠さん! 森岡大将! ありがとう!
紹介しているお店はこちら!
- 釜揚うどん一忠
- うどん JR関西本線(奈良-JR難波) 八尾駅 北出口 徒歩11分
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