若者集う六本木。流行の最先端、大人の遊び場、憧れの街、等々この街を形容する言葉は数知れず。東京へ来たら一度は行ってみたい街の一つではないでしょうか。
その華やかなイメージのある六本木ですが、大きなオフィス街という一面もあります。近隣にはテレビ局や大きな企業の本社があったりして、日本人だけでなく外国人もたくさん働いていて、まさに人種の坩堝と言ったところです。
人が集まれば、飲食店も無数にあって、和洋中、エスニック、珍しい国のお料理、と、ここに来れば何でもござれで、美味しいと評判のお店もたくさん揃っています。
なのに、悲しいかな、六本木界隈は、実はなにげにパン不毛地帯。もちろんないワケではありませんが、他の街に比べるとグッと少ないです。パン屋さんをオープンさせるには、土地代とか色々とネックになることが多いのかもしれません。
が。
そこに救世主現る!!
2012年10月にオープンしたL'Atelier du Pain。素材と製法ににこだわり、石窯で焼き上げる本格派のブーランジェリーです。今回はこちらをご紹介しましょう。
お店は麻布警察署から一本入った、静かな通りに面しています。
入口です。パン屋さんというよりも、小売店のような店構えです。軒に書かれた「boulangerie」という文字を読まなければ、一見としてパン屋さんとわからないでしょう。
実はこちらのパン屋さん、ワインショップとレストランとがコラボレーションした、新スタイルのパン屋さんなんです。一階がワインショップ、パン屋さん、カフェで、二階がレストランになっています。言われると納得の店構えです。
早速店内に入ってみると、左側にワインセラー、右側にパン売り場、更にその奥がカフェになっていました。
そしてすぐ目に飛び込んでくるのが、タイトル写真の美味しそうなパンの数々!それほど広くはない店内ですが、上手にディスプレイされていて、所狭しとパンがズラリと並べられていました。
パンの種類はスイーツ系、お惣菜系とバランス良く、ブーランジュリーらしいハード系やデニッシュ系がメイン。伺った時間がブランチぐらいの時だったので、朝食として食べやすいスイーツ系が充実していました。
これは買ってきたパンの中でオススメだという明太子フランス。もっちりとしたチャパタタイプの明太チーズの方も人気だそうですが、ハード系が好きな私はこちらをチョイス。見た目通りのガッチリ正統派なフランスパンに、明太子バターがたっぷり♪小麦の香りがしっかりたっていて、そこに明太子のピリッとした辛さとバターのコクと旨味がよくマッチしていて美味しかったです。
それもそのはず、こちらのシェフは、かの志賀シェフに師事していた方。美味しさの秘密はそこにもありました。パン通のみならず、舌の肥えたワイン通にも安心して召し上がっていただけるでしょう。
またここのパンは、一つがとても小振りなのも個人的には嬉しいです。あれもこれもと色々食べたい欲張りさんの心理を上手く捉えていると思いました。
このほかにもバゲットやサンドイッチも豊富にしっかりラインナップされていました。ひっきりなしにお客さんがランチ用のサンドイッチを買って行かれてましたよ♪
併設のカフェでは、買ったここのパンを食べることも出来ますし、二階のレストランでは、こちらのパンが提供されています。焼きたてを食べるもよし、お料理のお供として食べるのもよし。シチュエーションに合わせて利用してみてくださいね。
会社帰りに美味しいワインとバゲットを買って、プチ贅沢なディナーなんていかがでしょうか?
紹介しているお店はこちら。
店名:L'Atelier du Pain(ラトリエ デュ パン)
住所:〒106-0032東京都港区六本木6丁目1番12号 21六本木ビル2階
電話番号:03-3405-0018
営業時間:【平日】 7:30~22:00 / 【土日祝】 11:00~22:00
http://latelier-du-pain.com/