お洒落なカフェも良いけど、こんなマスターがいる喫茶店、やっぱり良いですよね。

桜坂珈琲さんは、
４月に出来たばかりの
まだ、あたらしいお店です。

あたらしいけれど、
明治の文豪のような雰囲気の、
素敵すぎるご主人のおかげでしょうか。

ずっと前から、ここにあったのかと、
思ってしまう、存在感。
居心地の良さ。

最近お洒落な新しい『カフェ』が続々と出来る中、
　
『喫茶店』　と言いますか
『珈琲屋さん』　と言いますか、

とにかく、

新しいのに、懐かしい、
そんなお店が出来てくれた喜び。

 

 

隠れ家、としか言いようが無い、
わくわくしてしまう佇まい。

店内は、カウンター４席ほどと、テーブル席がひとつ。

ですので、
おひとりさま、もしくはおふたりでのご利用を
お勧めしたいです。

 

喫茶店らしいフードメニュウも、揃っており、
トーストに使用されるパンも、自家製。

お菓子の類も、すべて奥さまの手作り。

ドリンクも、写真の冷抹茶や、ミックスジュースなど、カフェでは出会えない代物ばかりです。

 

中でも、衝撃の浅煎り珈琲は、
まるでアーモンドダイス？のような黄土色。

 

香りも、アーモンドっぽいのです。

珈琲豆って、種子、なのだなぁ・・・と、
再認識せざるをえない。

そんなアーモンドダイスのような豆で淹れられた珈琲の色は、
やっぱり、こういう色。

珈琲の歌の中に出てくる、
『コハク色』　って、こういう色なんだろうな？と。

 

口に含んで、更に驚く。

これは、
これは、
・・・珈琲・・・なの？と。

まるで、アーモンドのポタージュ。
とろり、と蕩みさえも感じるのです。

豆の旨みを濃縮して、圧縮して、
絞りだしたらこんな味なのでは？と思ってしまう。

そういう珈琲だからこそ、
普通の珈琲のお供になりそうな
『濃いチョコケーキ』　等々は、合わないと思われ。

きっと、
珈琲が負けてしまうと言いますか、
お互いの良さを殺してしまいそう・・・

 

ですので、やはり、
こちらの自家製お菓子たちの出番なのです。

この日頂いたのはスコーン。

優しい味のスコーンは、バターの量は控えめで。粉の味を堪能するタイプ。

語弊を恐れずに言うならば、
内生地は某チェーン店のビスケットっぽいと
わかりやすく例えてみましょうか。

そんな、少しパンっぽさも残りつつ、外側のサクッと感は、ちゃんと、スコーン。

ジャムよりも、クロテッドクリームや、あえて、カルピスバターを塗っても良いかもしれません。

おいしかったです。

 

そして驚きは続き・・・

これは、なんと、二煎目、なのです。

珈琲で、二煎目を頂くのは初めてです。

今度は、アーモンドの焙じ茶？
すっきり、でも、コクを感じつつ、
何杯でも飲めてしまいそう。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

珈琲をマグカップで二杯は必ず飲んでいる拙者。
ですが、胃は弱いという（苦笑）

ですので、外では、
実は珈琲以外のものが飲みたい時も多い。

ですが、ここは、
珈琲専門店が豊富な福岡です。

そんな時に行けるお店が少ないなぁ・・・と
思っていましたが。

ある意味、そんな時に行きたいお店。
通いたいお店との、嬉しい出会い。

しかも、
お菓子が一辺倒ではなく、色々変わるのも
楽しみなのです・・・♪

 

紹介しているお店はこちら！
店名：桜坂珈琲
住所：福岡市中央区桜坂３－１０－３平田ビル１０２
電話番号：090-1088-4667
Facebookページ：https://www.facebook.com/sakurazakacafe/