今年真夏にオープンした炊き餃子の店『虎鉄』

朝夕、もう肌寒い季節になりました。そうなると鍋が食べたくなりますね。通常餃子と言えば…焼き、茹で、蒸し、揚げ などが一般的ですが、最近注目なのが“炊き”なんです。つまり「餃子鍋」ですネ。今回は大阪キタでオススメの餃子鍋を味わえる２店舗（新店＆老舗）をご紹介します。

まず一軒目は、先日8月25日、大阪堂山町にオープンした『炊き餃子と麺 虎鉄』さん。九州博多のご当地餃子の一つとして最近注目されている炊き餃子を味わえるお店です。従来の水餃子とは違い、スープで炊いているため餃子の皮にも味が染み込んでいます。更にスープにも餃子の餡から出る肉汁で更に美味しくなり、〆飯や〆麺も楽しめる一品です。鶏白湯と和風出汁のWスープであっさりとしながらも、コクと旨味のしっかりとしたスープ。餃子の皮は麺を仕入れている製麺所で作っている皮。餃子の餡は国産豚ミンチに鶏の軟骨、ニラ、キャベツが入った餡。スープ、皮、餡が正に三拍子揃ってますね！餃子は熱々でハフハフしながら食べると、皮の中に詰まっているシャキシャキした素材が歯応え良く味わうことができます。柚子胡椒や辛味味噌などを入れると、また違った味わいを楽しむこともできます。

リッチでグルメな北新地で味わう餃子鍋の店『A-chan』

やってきたのは大阪一の歓楽街「北新地」。その真ん中ほどに位置する『餃子鍋 A-chan』。気になるのは店名と餃子鍋。お店の名刺裏にはこう書かれていました…「あーちゃんはオーナーのお婆さんです。あーちゃんが仕事で満州に渡っていた時、現地の人から教わった餃子。親子三代に渡り、受け継がれてきた味を伝えたくて始めました。」と…成る程。こちらの看板メニューの餃子鍋はコラーゲンたっぷりで女性にとても人気でランチ時には近くで働くOLさん達が多く来店してます。お鍋の種類は色々組み合せが出来ますが、赤白のハーフ＆ハーフがお勧めです。赤はピリ辛、白は定番のスープです。色々な野菜、そして生の餃子を入れて茹で上げれば絶品鍋の出来上がりです。テーブルの調味料を眺めると、すごい種類があります。これは餃子鍋の調味料で鍋の種類やお客さんの好みにより自由に調合することが出来ます。〆の麺は中華麺やインスタント麺をスープにより入れ分けて食べると至福の時を満足して終わることができます。因みに、こちらのお店に来られたら、餃子鍋の他に鶏唐揚も是非注文してみて下さい。こちらも泣ける程、美味しい一品です。