【半蔵門】並ばなくても買える受賞歴多数の超実力派パン屋さん

最終更新日： 2015/04/14

早いもので、今年も4月。新年度の始まりです。

そのせいか、新しいお店も続々とオープン。先日も、パリで人気のパン屋さんが日本初上陸、という事で、パン分野も話題沸騰中です。

ＮＥＷオープンのお店って、とっても気になりますよね！

でも、２時間も並ぶのはちょっと・・。

今回はそんな並びたくない方にピッタリな、閑静なオフィス街にひっそりとある実力はお墨付きのパン屋さんをご紹介しましょう。

場所は地下鉄半蔵門駅からすぐの、少し坂を上ったところにお店はあります。

「ル・グルニエ・ア・パン」。

オープンは２０１３年９月。以前あったパン屋さんのリニューアルに伴って、業務提携という形でオープンしました。１９９６年にパリに一号店をオープンさせたこちらのお店は、フランス以外にもロシア、中国にも支店があり、日本ではこのお店が第一号店になります。

２０１０年のパリのバゲットコンクールで、本国の同店は優勝。過去にはクロワッサンやガレットデロワでも優勝しているという、超実力派のパン屋さんですから、味は保証付き。期待値はMAXです。

大きなガラスを使った外装は、パリの一角にあるお洒落なお店の様ですが、グローサリーがディスプレイされているので、パッと見、パン屋さんというよりも日用雑貨屋さんのようです。でも、ガラス越しから店内を覗くと、美味しそうなパンがたくさん♪どんなパンと出会えるのか、心躍らせながら店内に入りました。

入るとすぐに、タイトル写真のようなブーランジェリーらしい、フランス系のパンがずらりと並べられていました。ちょうど私が来店したころは、ランチを過ぎたおやつ時間に近かったので、ヴィエノワズリーをはじめとする、スイーツ系が一押し的に並べられていました。

その奥には、フォカッチャ生地に具材を乗せたピザのようなものや、クロワッサンにソーセージを巻き込んだような惣菜系のパン、食パンなどのお食事系のパン。冷蔵ケースにはカスクルートを筆頭に、サンドイッチ類が１０種類ほど揃っていて、どの時間にも対応できる品揃えです。

スイーツ系もよかったのですが、やっぱりここは看板のバゲットを食べてみるべきでしょう！ということで、購入したのがこちら。

ジャンボン・フロマージュ。バゲットにハムとチーズを挟んだ、フランスの定番のサンドイッチです。バゲットを味わいたいなら、こういうシンプルなものが一番ですよね。

手に持つと軽やかで、少し浅めの焼き色です。綺麗なフォルムと不均等に入った気泡に、期待感が増します。

リベイクすると、小麦の香りがたって、それだけでウットリ♪食べると、バリッという小気味いい音と食感がもう、ハード系Ｌｏｖｅｒにはたまりません！クラムはもっちりとかむっちりとしたタイプではなく、さらっとした軽やかなタイプです。小麦の味もしっかりとしていますが、こちらのバゲットはあくまでもお料理に添うタイプの、恥ずかしがり屋さんなバゲットでした。

こちらの小麦はあのヴィロン社のもの。同じ小麦でも、こんなにも味わいが違うものかと、そういう意味でもすごく驚いたバゲットでした。