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ラーメンシーンの「今」をひも解く『蔦の葉』渾身の1杯は必食
ラーメンシーンの「今」をひも解く『蔦の葉』渾身の1杯は必食

ラーメンシーンの「今」をひも解く『蔦の葉』渾身の1杯は必食

最終更新日 : 2014/08/27

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田中 一明
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2012年1月26日。

大西氏が店主を務める『Japanese Soba Noodles 蔦』がオープンしたこの日は、ラーメン史にその名を刻む、歴史的な日となった。

 それ以前も、東京都内をはじめ、都市部においては、透き通ったスープに優美な細麺を合わせる、いわゆる淡麗系ラーメンが、ラーメン好きからの支持を地道に集めつつあった。

が、淡麗系ラーメンが、完全にラーメンシーンのメインストリームに躍り出る決定打となったのは、この『蔦』の登場だったと私は確信している。

 

そんな歴史的名店である『蔦』が、満を持して、本年6月26日にオープンさせた2号店が、今回紹介する『蔦の葉』だ。

ラーメンシーンの「今」をひも解く『蔦の葉』渾身の1杯は必食

同店の基本メニューである「醤油そば」は、を丸ごと煮込んだダシのうま味と、通常量の3倍に及ぶ煮干しを炊き込んだダシの滋養味とが、丼の中でガッチリと握手。スープを啜るとまず、舌上を煮干しの大群が飛び跳ね、その後、フワリと丸鴨が舞い踊る。

鴨と煮干し。

互いに強烈な個性を有する素材を、その長所のみを引き出しかつ、見事にマッチングさせる店主の力量に、身震いするほどの感動すら覚える。

ラーメンシーンの「今」をひも解く『蔦の葉』渾身の1杯は必食

2年間熟成した生醤油を惜しげもなく使用したカエシも、圧倒的なコクを有するスープと、舌上で激しくせめぎ合う、淡麗とは思えない力強さ。もちろん、麺は、スープとの相性が徹底的に吟味された自家製

非の打ち所のない同店の登場によって、東京のラーメンシーンがどのような化学変化を起こすのか。今後の展開が楽しみでしかたない。 


ラーメンシーンの「今」をひも解く『蔦の葉』渾身の1杯は必食

紹介しているお店はこちら!

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※本記事は、2014/08/27に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

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