相模原⇒町田⇒赤坂の「ロックンロールワン」、そして新店は…
2005年12月に、神奈川県相模原市(最寄駅は町田)に開店した「69'N'ROLL ONE(ロックンロールワン)」は鶏を活かしきった独特なラーメン、店主の独特なキャラクターも相まって一気に人気店に。2011年に町田駅近くのビルに、2013年に赤坂に移転して驚かせた。そして、今年4月末に突如閉店。ラーメンファンが心配する中、突如発表されたのが、
「究極の尼上り」!
(「天下り」なら聞いたことあるけど…?)
正式店名は「らぁめん矢 ロックンビリースーパーワン」。的に当てた矢のイラストが描かれている。
ロックンビリースーパーワン、尼崎市塚口に誕生
JR塚口駅から徒歩7~8分、2階テナントという不便な立地。「ビリー」ってなんだろうと思ったら、店頭に「ビリケンさん」が!
メニューのメインは醤油味の「尼ロック」。これは「ロックンロールワン時代」の「2号ラアメン」にあたるメニューで、比内地鶏だけを使ったスープ100%。塩味やつけ麺、チャーハンなどのメニューが用意されているが、これらは8月以降順次提供予定との事。
(暑い日は冷やしメニューも販売しているらしい)
メニューの裏にはこんな「お願い」も。多いように見えるが、移転前から特に増えた物はない。当初の相模原市時代のように、厨房には店主一人だけが入るスタイルに戻った。
基本メニューの「尼ロック」
スープは比内地鶏100%に、複数の熟成生醤油をブレンドしたタレ。仕上げには黄金色の鶏油を回しかけている。数種類の国産小麦をブレンドした細ストレート麺はしっかり茹でられ、しなやかな仕上がり。豚と鶏2種類のチャーシュー、穂先メンマ、ネギも含めて、一杯がまろやかなバランスに包まれている。「ロックンロールワン」時代、特に相模原市時代を彷彿とさせるものだった。
以前から、決して万人に好かれていたラーメンと言うわけではない。特に「麺の柔らかさ」「鶏油」はこれまでも好みが分かれる点だった。特に関西では「ラーメンに鶏油」という習慣が根付いているというわけではない。しかし、そのような固定観念を打ち破る事すら期待できる一杯。嶋﨑店主の新たなる挑戦に期待したい。
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