巣鴨でかき氷といえは・・・連日大行列の『かき氷工房 雪菓』
塩大福にあんみつ、たい焼き……、懐かしさを感じる和菓子店が並ぶ、巣鴨・地蔵通り商店街。食べ歩きや散策の合間、息抜きに立ち寄るのにぴったりなのが、「とげぬき地蔵」の横道にお店を構える『かき氷工房 雪菓』。2014年にオープンして以来、本格的でオリジナリティ溢れるかき氷が多くの人を魅了してきた人気店です。訪れたのは、比較的空いているという平日のお昼時でしたが、お店は満席!外には3〜4組のお客さんが待っています。
行列でもずっと並ばなくてOK! 『雪菓』の入店方法を伝授!
お店に着いたら、まずは表に出ている名簿に名前と人数を記入しましょう。『雪菓』では、一度名簿に名前を書いたら、その後、お店の前を離れてしまってOK。商店街を散歩したり、用事を済ませたりして、戻ってきた時にすでに順番が回ってきていれば、席が空き次第、入店できるシステム。
「暑い中、来店してくれるお客様の負担を少しでも軽くできたら」という店員さんの心遣いに感謝です! ホームページを見ると、営業時間は「17時まで」となっていますが、17時までに名前を書いて戻って来れば17時以降も入店できるそう。
入店する少し前に、オーダーを取ってくれるので、名簿と一緒に置かれているお品書きを見て注文をあらかじめ決めておきましょう! この日の、メニューはレギュラーメニューと季節限定メニューを含め、12種類もありました。これは悩ましい……。
この日は名前を書いてから、待つこと10分程度で入店できました。
それでは早速、人気メニューを紹介します。
やっぱり定番はおさえておきたい!人気の「いちごミルク」
まずは、かき氷の定番で『雪菓』のレギュラーメニューの中でも、特に人気が高いという「いちごミルク」から。
『雪菓』こだわりの3週間じっくり時間をかけて凍らせた、富士山天然氷。そこに練乳がふんだんにかけられた状態で提供されます。手作りのフレッシュいちごを使ったソースは別添えでたっぷりと。練乳の染み込んだ甘い氷は軽やかで口当たりは滑らか!
爽やかな酸味のある、ジューシーないちごソースとの相性は抜群です。さらに、氷の中にはフレッシュいちごが隠されています。食べ進めるほど、贅沢な気分になれること間違いなし!
三層の異なる抹茶が楽しめる!抹茶好きにはたまらない「抹茶無双」
「抹茶無双」は、「苦くない、抹茶のかき氷を」というコンセプトから誕生したメニュー。表面をまんべんなく覆い、滴るのはホイップベースの抹茶クリームです。さらに、中には抹茶ミルク、抹茶チョコのシロップが! 抹茶の風味を生かしたそれぞれのシロップが食べ進めるごとに、混ざり合って飽きがきません。甘さだけでなく、抹茶の上品な苦味も味わえる一品。「抹茶好き」、「普通の抹茶シロップには飽きた!」という方には是非食べてもらいたいです。
これははじめての体験!オリジナリティ光るかき氷「納豆きなこ(黒蜜付き)」
最後は、『雪菓』のオリジナリティ光る「納豆きなこ(黒蜜付き)」。
納豆好きのオーナーが、「納豆のかき氷ができないか」と試行錯誤を凝らして完成したという変わり種のかき氷です。運ばれてくると、別容器に入った納豆粉末、きなこ、砂糖をミックスした粉から、ふんわり納豆の香りが……!氷の山に、この粉末と黒蜜をお好みのバランスでかけていただきます。
口に入れると、氷に触れて粘りが出た粉末納豆が糸を引き、トロッとした食感に! とはいえ、納豆特有の香りは、きなこの香ばしい香りに溶けて、ほぼ感じられません。むしろ、豆の甘みとあっさりとした黒蜜が掛け合って生まれる味が癖になる……。納豆の可能性を拓いた渾身の一品。納豆好きにはたまらないですよ!
季節ごとの新メニューも満載!一年でいつ行っても楽しめるかき氷
今回ご紹介したのは、全て通年で提供されるレギュラーメニューですが、『雪菓』には季節ごとの新メニューも満載。この夏なら、「生メロン」、「カフェモカ」、「ピーチ」、「パンプキンココナッツ」など、どんな味か想像するだけでワクワクするものばかり。
さらに、夏に限らず、秋冬にも「安納芋(黒蜜付き)」など気になるメニューが。季節ごとに足を運びたくなりますね。季節メニューや混雑情報はツイッター(https://twitter.com/atelier_sekka)にアップされているので、要チェックです! 『雪菓』のこだわりと、かき氷愛、是非体感してみて。