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カレーの多様化が進む東京!マニア厳選、オープン一年以内の新店10店
カレーの多様化が進む東京!マニア厳選、オープン一年以内の新店10店

カレーの多様化が進む東京!マニア厳選、オープン一年以内の新店10店

最終更新日 : 2017/02/07

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カレー細胞(H.Matsu)
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2016年、東京には数多くのカレーの新店が誕生しました。

その潮流を紐解くキーワードは「多様化」と「融合」。

マニアの間では何年も前から話題になっていた南インド料理やネパール料理はさらにディープさを増し、地域や民族レベルにまでセグメント化したり、日本人による異様なこだわりのお店が誕生したり。

大阪スパイスカレーのムーブメントが東京カレーに明確な影響を与え始めた点も忘れてはなりません。

さらに、「その発想はなかった!」と驚かされる、イノベーティブなカレーも登場しました。

日本食材と異国料理の融合、ラーメンスープの発想スパイスカレーの融合、台湾屋台メシとインドカレーの融合など、世界中どこにもない新しいカレーが東京から生み出されていくのは、まさに喜び以外の何物でもありません。

そもそもカレーとは、異文化交流によって生み出される食べ物。

新しい驚きが次から次へと現れてもう大変!

 

今回は、2016年3月~2017年1月に誕生した新店を計10店ピックアップ。

めくるめく東京カレーの今をお楽しみください!!

 

1.女性ハンターが自ら撃ち、自ら作る、未だかつてないジビエカレー!「beet eat」

カレーの多様化が進む東京!マニア厳選、オープン一年以内の新店10店

2016年3月12日オープン。

とにかくこのお店の特異性は、

「女性ハンター兼シェフが、自ら狩った獲物をジビエミールスにして提供するお店」

ということ。

日本人による南インド料理店も結構増えてきた今日この頃。
日本ならではの旬の野菜や海産物を活かしたスパイス料理を提供するお店はあれど、
シェフ本人が仕留める獣肉を用いたスパイス料理というのは、これまで聞いたことがありません。

しかもネタだけでなく、カレーのクオリティも実に見事。

食材を知り尽くしての調理ということもありつつ、意外に魚カレーのレベルが高いなど全く持って侮れません。

小さなお店ですので、訪問時は要確認。

予約オンリーのジビエコースも要チェックですよ。

紹介しているお店はこちら!

2.大阪の名店カレーの系譜、東京に進出!「あしたの箱」

カレーの多様化が進む東京!マニア厳選、オープン一年以内の新店10店

2016年4月15日オープン。

こちらの女性店主はなんと、大阪の名店「タンダーパニー」出身

「タンダーパニー」といえば創業1990年、昨今の大阪スパイスカレーブームとは一線を画し、
必殺のチキンカレーに拘りつづける老舗。

こちら「あしたの箱」も「タンダーパニー」同様チキンカレー一本勝負なのですが、独自の進化を遂げた激ウマカレーとなっています。

満月をイメージした印象的なビジュアル。シャバシャバでじんわりしみ込むような辛さ、骨付きチキンのたまらない旨さ・・・

食べた後胃が軽くなるような感覚、またすぐに訪問したくなる中毒性が素敵です。

食後の豆乳チャイも忘れずに。

紹介しているお店はこちら!

3.インドの街角を完全再現する究極のこだわり。「SUNVALLEY HOTEL(サンバレーホテル)」

カレーの多様化が進む東京!マニア厳選、オープン一年以内の新店10店

2016年5月5日オープン。

「日本人はナンとバタチキ好きだから~」とか、「クリームたっぷりバターたっぷり」とか、
「本場三ッ星ホテル出身シェフの」とか、そういったジャパン向けマーケティングは完全無視。

日本人経営のお店でありながら、「この味は日本では食べられない!」って思ってたインドの味を完全再現する稀有なお店です。

インドの町はずれの食堂のような内装やメニュー、全ての席に斜光で射し込む光の計算、そもそも店名からして、インドでは食堂のことを「Hotel」って呼ぶんですからね。

全てがインド、インド、インドなんです。

もちろん、ここまでのこだわりを体験するには、お客側もインド時間で臨む必要があります。

店頭にて順番待ちの名前を記帳できるので、ゆったりと待ちましょう。

当日のメニューや混雑状況はお店のTwitterで確認すると良いですよ。

紹介しているお店はこちら!
店名:サンバレーホテル
住所:東京都世田谷区上馬1-15-10 オリエント三軒茶屋ハウス1F
電話番号:非公開
公式Twitter:https://twitter.com/SunvalleyHotel

4.リトルカトマンズ新大久保、ネパール民族料理のめくるめく世界。「アーガン」

カレーの多様化が進む東京!マニア厳選、オープン一年以内の新店10店

2016年6月20日オープン。

ネパール人の急増により「リトルカトマンズ」化が進む新大久保。

続々現れるネパール料理店の中でも、真打ちというべきお店がこちら。

ネパールから運んできた立派なインテリアを眺めながら、

ネワール族とタカリ族という、2つの民族の料理がいただけます。

珍しい料理の種類と質、最高の居心地とホスピタリティ・・・満足度の費用対効果たるや、恐ろしいものがあります。

例えばランチを例にとれば・・・・

★Newari bhoj set ネワリボジセット 1400円
Chiura 干し飯
Bodi 緑豆
Mix acher 漬け物
Tomato acher トマトの漬け物
Kashi ko masu マトンカレー
Kukura ko masu チキンカレー
Tama タケノコ
Meti soup 香草スープ
Paukuwa 木の実の漬け物
Dhahi ネパールヨーグルト
Sisapusa シサプサ
Rakshi or Chyang ネパールのお酒(ラクシーorチャン)
Lalmon デザート

・・・これだけ珍しい料理のオンパレードにお酒までついてくるんですから!

紹介しているお店はこちら!

5.油そば屋が挑むスパイスカレーのジャンクな魅力。「ダルシムカリー」

カレーの多様化が進む東京!マニア厳選、オープン一年以内の新店10店

2016年7月15日オープン。

この店名、誰だって思いますよね。
あの、腕が伸びる彼のこと。

けれど、きっと無関係。

こちらは早稲田で人気の油そば屋「武蔵野アブラ学会」による、独自解釈のスパイスカレー屋さん

ガッツリ効いたニンニクに、鶏ガラその他でとった出汁・・・

カレーなのに、スパイス効いてるのに、どこかラーメンっぽいジャンクなその味わいは中毒性アリ!!


公式Twitter:https://twitter.com/dhalsimcurry

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6.カレーの聖地神保町にやってきたデリー系新店。「ビストロべっぴん舍」

カレーの多様化が進む東京!マニア厳選、オープン一年以内の新店10店

2016年8月23日オープン。

神保町、駿河台下。
「エチオピア」「鴻」などカレーの名店がひしめくエリアに誕生した「デリー系」の新店

日本を代表するカレーの老舗名店「デリー」の系譜を引く「柏ボンベイ」、その西口店の元店長が開いたお店です。

「デリー系」のアイコンである激辛カレー「カシミール」はもちろんのこと、 薬膳、エビ、牛スジといったオリジナルカレーもラインナップ。

しかも辛さもチューニング可能。

名店の味が進化に進化を遂げ、カレーの聖地に降臨。

これからの神保町を代表するカレー屋としての風格も充分です。

紹介しているお店はこちら!
店名:ビストロべっぴん舍
住所:東京都千代田区神田小川町3-10-1 駿台ビル 2F
電話番号:080-7896-5596

7.浅草寺裏に出現した南インド・ケララ州家庭料理。「サウスパーク」

カレーの多様化が進む東京!マニア厳選、オープン一年以内の新店10店

2016年9月10日オープン。

This is Japanな浅草・浅草寺の裏になんと、南インド・ケララ州の家庭料理専門店が誕生。

このカオス感こそが、今の東京ですね。

写真の料理は「Irachi Puttu」

米粉とココナッツなどを竹筒に詰めて蒸した家庭料理プットゥ(ピットゥ)。
海を隔てた近隣国スリランカにも同じ料理があります。
こちらはなんと牛肉を用いたプットゥ。

国際的な港町コーチンを擁するケララでは、ヒンドゥーだけではなく、
キリスト教や仏教、ムスリムなどが共存しているため、牛肉料理だってあるんです。

ローカリティ豊かな料理をいただきながら、異文化に触れる・・・それもまた、東京カレーの楽しみ方ですよ。

公式ページ:http://www.south-park.jp/en

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8.変幻自在のスパイスマジック。東京カレーの新世代エース実店舗始動!「Kalpasi(カルパシ)」

カレーの多様化が進む東京!マニア厳選、オープン一年以内の新店10店

2016年10月27日オープン。

2015年秋から2016年1月まで、浅草地下街での間借り営業で旋風を巻き起こした、東京カレーの次世代エース「カルパシ」がついに、千歳船橋で実店舗オープン!!

インド・ネパール・スリランカ・・・インド亜大陸各地のウルトラマニアックな料理をピックアップしながらも旬の食材を駆使、マニア・ビギナーの別なく、誰もが驚く美味しさに昇華させるセンスはもはや超次元。

細部にわたるこだわりと、ストーリー性を感じる全体構成で、毎回毎回記憶に残るカレー体験をさせてくれます。

超人気店につき、予約方法の詳細などはお店のfacebook、twitter、Instagramにてご確認ください。

紹介しているお店はこちら!
店名:カルパシ
住所:東京都世田谷区経堂4-3-10
電話番号:非公開
Facebookページ:https://ja-jp.facebook.com/kalpasi96/

9.台湾屋台メシとインドカレーが驚異の融合!「SPICY CURRY 魯珈(ろか)」

カレーの多様化が進む東京!マニア厳選、オープン一年以内の新店10店

2016年12月1日オープン。

2016年年末、東京カレー界を騒然とさせた、斜め上の発想の注目店。

なんと、台湾の屋台メシ「魯肉飯(ルーローハン)」と、本気のインドカレーを一つの皿に融合させ、

まったく新しい美味しさの世界を切り拓いたのですから!!

異文化同士の今までなかった組み合わせで、まだまだ新しいカレーが生まれる可能性がある。

カレーの未来に、勇気をもたらしてくれたお店です。

紹介しているお店はこちら!

10.2017年、神保町エリアに無敵の印度風カレーライス参上!「カレー&オリエンタルバル桃の実」

カレーの多様化が進む東京!マニア厳選、オープン一年以内の新店10店

2017年1月6日オープン。

昨年のメシコレ記事「カレーの聖地・神保町に変化あり!?2016年に登場した強力な新店3軒」の末尾でオープン予告したお店が、こちら。

インド料理の枠を超え、フレンチの如きエレガントな料理で一目置かれる本郷「桃の実」待望の2号店にあたるお店なのですが、こちらはなんと、印度風カレーライスのお店

ハイエンドなインド料理の技法を用いながら、日本のカレーライス文化の文脈に沿ってアダプテーションされたそのカレーは、カレーの聖地・神保町にあってもまさに頂上レベル。

2017年頭から、素晴らしい店が誕生したものです。

 

さて次は、どんな新しいカレーが東京に現れるのでしょう?

 

紹介しているお店はこちら!

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※本記事は、2017/01/23に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

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