１．たっぷりきのこのすき焼き＠やさい家めい

まず始めに紹介するのが様々な新鮮野菜を楽しむことができることでも知られる『やさい家めい』の「たっぷりきのこのすき焼き」だ。

信州の山奥で育てた珍しいきのこと国産和牛をあわせた、見た目からもインパクト大なこちらの贅沢メニュー。使用するきのこは、山伏茸、とき色平茸、あわび茸、原木椎茸、たもぎ茸、平茸、琥珀茸、ジャンボしめじ、えのきと彩り豊かな9種類。

きのこの様々な食感もさることながら、時間が経つにつれてきのこの旨味が割り下に染みだし、味わいの変化を楽しむことができるのもポイントだ！きのこの旨味を存分に纏った和牛はまさに絶品！

秋の味覚がたんまりと感じられるぜひともいただきたい一品である。

２．トリュフの香りの秋のきのこバーガー＠ゴールデンブラウン

続いては、『ゴールデンブラウン』の「トリュフの香りの秋のきのこバーガー」を紹介しよう。

マッシュルーム、椎茸、しめじ、舞茸、えのきの5種のきのこをフォンドボーで煮詰め、トリュフオイルで香りづけしたきのこソースがたっぷりと入るハンバーガーは一口かぶりつくと同時にきのこの旨味が口の中一杯に広がる。そこに胡麻たっぷりの香ばしいフカフカのバンズ、肉厚ジューシーなビーフパティ、なめらかな食感のマッシュポテトがあわさることで至高の味わいに！

これだけのきのこを使用しても大味になることなく、ハンバーガーとしてしっかりとバランスが取れているのはそれぞれの素材の相性を計算しつくしていることから。

この秋一番きのこが感じられるハンバーガーと言っても過言ではないだろう。

３．甘鯛のウロコ焼き 季節のブルーテ＠バールアヴァン パルタージェ

さらにフレンチの『バール ア ヴァン パルタージェ』が手がける「甘鯛のウロコ焼き 季節のブルーテ」も忘れてはならない。

ソテーされた長崎県産甘鯛とポルチーニ茸の下に敷かれているのは、マッシュルーム、エリンギ、舞茸、椎茸の旨味が存分に凝縮したきのこのポタージュスープ。

このポタージュスープを甘鯛にたっぷりと絡めていただけば、淡白な白身にきのこの旨味があわさることでたまらない味わいに！

また、香ばしく焼き上がったウロコのパリパリ感が実に心地よく、ふっくらな白身との食感のコントラストはぜひとも楽しみたいところだ。

ワイン片手に優雅にいただきたいメニューである。

４．原木生椎茸にぎり＠築地玉寿司ささしぐれ

さらに、『築地玉寿司 ささしぐれ』からは「原木生椎茸にぎり」をお届けしよう。

伊豆天城の山間の大自然の中、原木栽培で育てられた無肥料無農薬の生椎茸に合わせるのは、同じく無肥料無農薬の自然栽培で育てられたささしぐれのシャリ。それだけに相性抜群の組み合わせである。

軽く炙ることで香り立った原木生椎茸は肉厚で、噛めば噛むほどにあふれ出す旨味と歯ごたえが癖になる。

食感、香り、味わいの三拍子が揃った、まさに一食の価値ありの握りである。

５．クロケット 5種の森のきのこ＠サルヴァトーレ クオモ

最後に、『サルヴァトーレ クオモ』の「クロケット 5種の森のきのこ」を紹介しよう。

宝箱の中から燻製の煙とともに登場するのは、トリュフに見立てた真っ黒なクロケット(コロッケ)。

なめらかなポテトの中には、黒トリュフ、ポルチーニ、たもぎ茸、マッシュルーム、博多すぎ茸の5種のきのこを使用しており、下に敷かれたラスケーラチーズソースと相まって、食感、味わいともに抜群！

街の散策中に拾い集めたものをお皿にのせたというのがコンセプトなだけに、赤、黄、緑、茶と色彩豊かな食材が並び、華やかな秋色が感じられる。

味わいはもちろん、見た目でも楽しめるエンタメ性抜群の一皿がここにはあるのだ。