真のナポリピッツァ協会認定番号92番:さくらぐみ
日本初の真のナポリピッツァ協会認定店であり、日本で「真のナポリピッツァ協会」を広めてきたお店です。
1981年12月に誕生し、2010年4月に現在地に移転しました。
播州赤穂駅から現在の「SAKURAGUMI(さくらぐみ)」がある「御崎(みさき)」迄は、タクシーで15分ほど走ります。
オーナーの西川シェフにとって、この「さくらぐみ」の位置する「御崎」は、目の前に海と小豆島が見えて「カプリ島やイスキア島が臨めるナポリの景色とそっくり」と一目惚れしてから、20年も空き物件が出るのをひたすら待ち続けたという夢の土地です。
店名の由来は「赤穂」は「播州桜」という「さくら」の名所だからだということで、赤穂とナポリの両方を愛する西川オーナーの想いがこめられた店名なんですよ。
テラス席もとっても気持ち良いので、晴れた日にはテラス席で食事を楽しむのが良いと思います。
店内はイタリアのリゾートにあるリストランテ
店内の目立つところにある薪窯は、ヴェスビオ火山の溶岩で出来ていて凄い迫力です。
足元のタイルがナポリ湾の海を表して、窯がヴェスビオ火山を表し、窯の中で真っ赤に燃える薪が溶岩のようです。
煙突もカッコよくカムフラージュされていてナポリピッツァのシンボル「プルチネッラ(道化師)」の仮面が描かれています。店内はイタリアのリゾートにあるリストランテのようで、装飾品やワインセラー、トイレまで見応えがありますよ!
さくらぐみの料理はナポリのシェフからもリスペクト!
そしてこのさくらぐみが凄いのはオーナーの想いが詰まったロケーションと店内だけではありません。
西川明男シェフとナポリに行って有名なトラットリア、ピッツェリア、リストランテに行けば、どこに行っても「AKIO !AKIO!!」と呼びかけられ、最大限の歓迎を受けることになります。
毎年ナポリに行き、伝統的なものから最新の前衛的なものまでを食べ歩き、学び「さくらぐみ」で再現してくれる西川シェフはやはり凄い料理人です。
ナポリのシェフ達からもリスペクトされる料理人としての腕と知識を持つ西川シェフが生み出す「生きたナポリ料理」があるからこそ、赤穂という交通が不便な場所にもかかわらず、この「さくらぐみ」が毎日満席で予約がとれない名店として君臨していられるんだと思います。
この店こそ「真のナポリピッツァ」「真のナポリ料理」を感じられるお店でしょう。
過去にいただいて来たピッツァや料理、ドルチェの写真を載せますが、行くたびにアップデートされる「さくらぐみ」ですから、苦手なものや好きなものだけ伝えて、その日の最高の食材でシェフの感性で提供してもらうのがさくらぐみを楽しむコツです。
料理人的発想の抜群のナポリピッツァ!
マルゲリータやマリナーラなどの定番のナポリピッツァが旨いのはもちろんですが、西川シェフならではの「料理として楽しめるナポリピッツァ」が抜群に旨いです。
水牛リコッタチーズとスクランブルエッグ・チレント産トリュフとプロシュートを使ったピッツァは特に印象に残っています。
ドルチェ(スイーツ)まで満喫出来ます
食事の最後を飾ってくれるドルチェまでが完璧にナポリ!
最近では近くにナポリ菓子「アラゴスタ」の専門店までOPENするほど、パテシエとしての才能や情報も素晴らしい西川シェフは定番のナポリのお菓子から、ドルチェピッツァまで毎回楽しませてくれます。
予約がとれない時の裏ワザ
さくらぐみの西川シェフは「真のナポリピッツァ協会日本支部」を設立して、日本のナポリピッツァ界をけん引してきました。現在ではナポリと同じエリアリーダー制を導入することになったので、日本支部長の役目を終えましたが、それでも多くの料理人、ピッツァ職人達がさくらぐみを訪れ、今のナポリを勉強に来ているほどリスペクトされている店です。
どうしても予約がとれなくても関西旅行に行くついでにさくらぐみを楽しんでみたいという方にはテイクアウトという手もあります。
目の前は絶景の海ですから、テイクアウトしたピッツァを海を見ながら食べるのも良いかもしれませんね。
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