メシコレからのお知らせ
開く
仙台なのに牛タンじゃない!「ハラミ」は仙台新名物なるか!?
仙台なのに牛タンじゃない!「ハラミ」は仙台新名物なるか!?

仙台なのに牛タンじゃない!「ハラミ」は仙台新名物なるか!?

最終更新日 : 2016/01/28

この記事をシェアする

  • LINEで送る
椿
椿さんを
フォローして更新情報をチェック!

メシコレ アカウントをフォローして
メシコレの更新情報をチェック!

ご当地グルメ研究家の椿です。

宮城県仙台名物といえば、真っ先に思い浮かぶのが牛タンだよね〜。

海外では煮込む料理が多い牛タン。

仙台で食べるようになったのは、戦後の話。
フランス人シェフから「牛タンは美味しい」と聞いた人がいたが、調理法がわからず、四苦八苦して、薄切りにして焼く方法を思いついたところからはじまる。
専門店をはじめたものの、元々牛タンを食べる習慣がなかったため、地元の人ではなく、転勤などでやってくるサラリーマンに評判となり広まっていった......と言われている。

最近は、東京にも仙台の牛タン専門店が進出していて、あちこちで食べられるようになってきた。

 

が、あるとき、仙台出身者からポロリと出た発言を聞き逃さなかった。

「いや。今仙台でアツいのは牛タンじゃない」

じゃあ何だって言うのだ?

 

「絶対にハラミだよ!」

 

 

……え、ハラミなの!?マジっすか。

それならばということで、実際に仙台へ行ってみた。

 

 

仙台なのに牛タンじゃない!「ハラミ」は仙台新名物なるか!?

調べてみたら、なんとハラミ専門店があったのだ。

牛タン専門店にハラミも置いてあるのは見かけるが、ハラミの専門店とは。

しかも、牛ハラミだけではなく、豚ハラミや鶏ハラミまである!

 

 

今回は時間がないので、ランチで潜入することにした。

 

 

仙台なのに牛タンじゃない!「ハラミ」は仙台新名物なるか!?

牛ハラミ定食をオーダー。

麦入りごはんに豚軟骨スープ、サラダとお漬物付きだった。

 

仙台なのに牛タンじゃない!「ハラミ」は仙台新名物なるか!?

仙台なのに牛タンじゃない!「ハラミ」は仙台新名物なるか!?

牛タンだとテールスープが付いてたりするが、豚軟骨スープなのね〜。

塩分やカロリーが気になる人用に、ヘルシー豚ハラミ定食(580kcal・塩分2.6g)というメニューもあるらしい。

その他にも、豚丼や牛ハラミ丼などがある。

 

仙台なのに牛タンじゃない!「ハラミ」は仙台新名物なるか!?

ランチ営業時間ギリギリだったせいか、先客は誰もおらず。

注文を受けてから厨房で炭火焼きしているそうで、牛ハラミは柔らかくて美味しい!

横に添えられたカラシもなかなかイイ。

 

ハラミは横隔膜の部分でホルモンの一部とされており、ヘルシーなので、女性にも人気だ。

でっかい牛から2〜3kgしかとれない。

それが豚は200〜300g、鶏ともなると、4〜6g程度という希少部位。

そんなハラミの専門店ってちょっと珍しいよね。

 

このお店は仙台駅の近くだったのだが、繁華街である国分町に本店がある。

夜、町を歩いていると、専門店でも焼肉屋さんでもない、フツーの居酒屋さん数軒で、メニューの中に「ハラミ焼き」を見つけた。

お店の方に尋ねてみると、「確かにここ2年くらいはハラミは人気です」とか、「仕入れがしにくくなってきた」という話が聞かれた。

今回はその理由まではわからなかったが、どうやら確かに仙台ではハラミ人気が高まっているようだ。

 

はたして仙台ハラミブームは本格的にきているのか!?

今後に注目したいところだな〜。

紹介しているお店はこちら!

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

※本記事は、2016/01/28に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

最近見た記事

    都道府県

    メシコレの最新記事を逃さずチェック!

    メシコレのアカウントをフォロー

    この記事もオススメ閉じる