１．ちゅるるちゅーら 長行本店（北九州市小倉南区）

ぼくが初めて「ちゅるるちゅーら」を訪問したのは、２００６年のこと。当時の「ちゅるるちゅーら」は八幡西区にありまして、某有名俳優似店主の看板が目を引く「面白い店」という印象でした（参照：店公式ツイッター https://twitter.com/chururuchura ）。

その「ちゅるるちゅーら」が２０１３年に小倉南区へ移転。そして大砲のように破壊力のある豚骨ラーメンに様変わりしました！

 

ちなみにこちらのお店、ラーメンは「豚骨男味」「豚骨女味」「魚介豚骨」「魚介豚骨黒マー油」の４種類ありまして、写真は最も豚骨ガツン度が強い「ちゅるチュラ豚骨男味マー油なし」

炙りチャーシューは店が推すだけあって香ばしく仕上がっていますし、麺は北九州では珍しく博多寄りの細麺仕様。工夫が随所に感じられます。

総じて、濃厚民族でも十分満足いく店です！

 

２．ラーメン専門店 ちろる（北九州市門司区）

※[編集部追記]こちらのお店は閉店しました。

カタカナの「チロル」ではなく「ちろる」という名のラーメン店。脱サラした店主が北九州市内外の人気ラーメン店２軒で修業し、２０１４年１１月にオープンさせたお店とのこと。

某新聞記事の「あっさり長浜系に仕上げています」というコメントを見て、そういうラーメンなのかな、と想像を膨らませていましたが、実際はかなり違いました。

麺は細めかためで博多・長浜寄りと言えなくもないところですが、スープは豚骨にしては旨味抑えめ＆薄味で、とろみと骨粉が目立ってて、どうみても濃厚に振れてないですか！？

今回食べたのはノーマルの「ちろるラーメン　５６０円」ですが、豚骨ラーメンにしては珍しく「素ラーメン　４８０円」もあり。豚骨ダイバーシティ・北九州の中でも異彩を放つ存在と言えます。

 

紹介しているお店はこちら！
店名： ラーメン専門店 ちろる

３．ゲンコツ100% 純豚骨ラーメン拳骨HANDRED（北九州市門司区）

※[編集部追記]こちらのお店は閉店しました。

同じ門司区内に店を構えていた「ラーメン大勝」が２０１４年に門司港駅近くに移転、店名を「拳骨HANDRED」に変更して再出発しました。こちらは、以前もご紹介した九州ラーメン連合「六倉会」（参照：公式FBページ https://www.facebook.com/rikusoukai/）の一員でもあります。

 

「ラーメン　７００円」は、まず食べる前に麺を挟んだシンメトリー盛りつけが目につきますね！

さてラーメンは、細ストレート麺で硬さ指定が可能、基本は博多ラーメン仕様と言えます。ところがスープは博多のあっさり豚骨スープとは真逆、口に入れる前にレンゲで掬っただけで分かるほど粘性の強いスープなのです。ねっとりして豚臭さ満点。

 

お店がある場所は、門司港レトロの建築物が建ち並ぶ観光地区のど真ん中。門司港観光ついでに本格派の豚骨ラーメンが食べられるというお得情報、知っておいて損はないと思いますよ！

紹介しているお店はこちら！
店名： 拳骨HANDRED

４．麺屋 玄（北九州市小倉北区）

最後に紹介するお店は味噌ラーメン店です。そこのあなた「え？北九州でわざわざ味噌ラーメン？」と思うなかれ。私的には「麺屋　玄」は

福岡にオープンしてくれてありがとう！

と言いたくなるような大有力店なのです。その理由は２つ。

（１）札幌の超人気店「彩未」の公認弟子（ちなみに「彩未」は「すみれ」の公認弟子）

（２）「彩未」と同じ製麺所（森住製麺）の麺、同じ製法のラーメン

※ここだけの話、２０１４年７月のオープン直後、初訪問のときは「味噌」「塩」「醤油」を一気に３杯食べてしまいました！

看板メニューは「味噌ら～めん　７００円」席から炎が見えるほど強い火力で焼き上げるスープが特徴で、油とスープと味噌が一体化した強い味。しかし味噌が濃すぎるということはなくて、おろししょうがを溶かしてスッキリ頂ける塩梅に仕上がってます。プリプリの麺は本場札幌から取り寄せているので、もちろん合わないはずがない。

実は「味噌ら～めん」以外の「塩ら～めん」「醤油ら～めん」もしっかり焼きが入った一杯で香ばしさ満点。気分によって３つを食べわけられるので、末長く楽しめるお店だと思いますよ！

 

以上、今回は４軒ですが、北九州のおすすめ店はまだまだありますので、続編こうご期待！

 

▼北九州の定番ラーメン店をまとめた記事はこちら！
博多とは一味違う！北九州市の絶対美味い豚骨ラーメン定番５軒
https://mecicolle.gnavi.co.jp/report/detail/7926/