メシコレからのお知らせ
開く
大阪でゲン担ぎ!出汁抜群な名店の『肉吸い』は食べるべき逸品
大阪でゲン担ぎ!出汁抜群な名店の『肉吸い』は食べるべき逸品

大阪でゲン担ぎ!出汁抜群な名店の『肉吸い』は食べるべき逸品

最終更新日 : 2016/07/19

この記事をシェアする

  • LINEで送る
椿
椿さんを
フォローして更新情報をチェック!

メシコレ アカウントをフォローして
メシコレの更新情報をチェック!

ミナミの外せない名店!

ご当地グルメ研究家の椿です。 

昔、大阪に住んでいた頃から現在に至るまで、無性に食べたくてたまらなくなって、たまに禁断症状が出てしまうメニューがある。

そんなときは、地下鉄御堂筋線に乗ってミナミへ行き、まっしぐらに千日前を目指す。

なんばグランド花月を横目で見ながら目指すはココ。

 

大阪でゲン担ぎ!出汁抜群な名店の『肉吸い』は食べるべき逸品

大阪の芸人さん達も通うお店、レトロな外観の千とせ。

現在は三代目のご主人が切り盛りしている。

昼間しか営業していないこともあり、近所の人やサラリーマン、観光客であっという間に行列するから、時間に余裕があるならば、12時前までに滑り込みたいところ。

 

肉吸いとは何ぞや?

店内はそう広くはないので、見知らぬ人と必ず相席で座ることになる。

2人で行ったら、向いではなく横並びで座るのがルール。

それがまたこのお店の味のひとつなのよね~。

 

うどん、そば、親子丼など色々あるのだが、ほぼ100%の人が頼んでいるのが……

千とせ名物の肉吸い(にくすい)というメニュー。

そう、ココで食べるべきは、肉吸いと卵かけご飯なの!

いわゆる『肉うどん』の出汁と具だけで、うどんの代わりに半熟卵がゴロっと1個入ったものが『肉吸い』なのだ。

大阪でゲン担ぎ!出汁抜群な名店の『肉吸い』は食べるべき逸品

卵かけご飯は小と大があり、それぞれ『小玉(しょうたま)』、『大玉(だいたま)』と呼ばれている。

最初から温かいご飯の上に生卵がのった状態で出てくる。

小でも丼で出てくるので、なかなかのボリューム!

 

大阪でゲン担ぎ!出汁抜群な名店の『肉吸い』は食べるべき逸品

まずは肉吸いをひと口すすると、カツオと昆布がベースの黄金色の出汁の旨味が体中を駆け巡っていく。

この関西らしいこの出汁の風味がココロをほっとさせる。

あー、これこれっ、この味!

柔らかい牛肉がどっさり入っていて、そこに青ネギのシャキシャキ感が加わると、しみじみと「来て良かった」と思うのだ。

大阪でゲン担ぎ!出汁抜群な名店の『肉吸い』は食べるべき逸品

小玉に卵かけご飯専用のお醤油を回しかけて、ガーッとかき混ぜたら豪快に口へ運び、ご飯が残っているうちに肉吸いの出汁とお肉を追加投入するの。

卵の絡んだご飯と甘めのお肉と出汁が相まって、もう最高!

日本の食文化のひとつ、口内調理ってこういうことだよねって実感。

肉吸いには豆腐入り(これがけっこうデカい)があって、これをオーダーしている人も見かけるが、女性にはもしかするとちょっとヘビーかもしれない。

肉吸いが生まれたワケ

この肉吸いという不思議な料理には、有名なエピソードがある。

昔、とある有名芸人さんが二日酔いで来店したときのこと。
「肉うどん、うどん抜きで」
とオーダーしたんだそうだ。

その後、「千とせで肉吸いを食べると売れる」と芸人さん達の間で噂が広まり、元は裏メニューだったはずの肉吸いが、今ではすっかり看板メニューになったというわけ。

ちなみに、現在はなんばグランド花月の中に千とせの別館があり、本店が定休日の火曜でも営業しているし、夜でも肉吸いが食べられるのが嬉しい。

でも本店しか行ったことないが……(笑)

 

何を隠そう、過去には椿もちょっとしたゲン担ぎで食べることもあった。

受験シーズンにもおススメ!?

 

しかし、この肉吸いがたまらなく食べたくなるときがあって、ホントに困るんだよねぇ。

あああああああ、何で東京にないんだ、肉吸い!!

 

今年もきっと何度か食べに行っちゃうに違いない。

あっ、もちろんオリジナルの肉うどんも関西風でとっても美味しいよ!

紹介しているお店はこちら!

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

※本記事は、2015/02/20に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

最近見た記事

    カテゴリ

    都道府県

    メシコレの最新記事を逃さずチェック!

    メシコレのアカウントをフォロー

    この記事もオススメ閉じる