お店はまるでイタリアにいるみたい
大須にあるチェザリは名古屋の方にも有名な「世界一のナポリピッツァ」が食べられるレストランとして有名ですが、チェザリの牧島昭成社長が、ナポリピッツァをナポリと同じ価格帯でカジュアルに楽しんでもらいたいとスタートしたセルフサービスのお店が「ソロピッツァナポレターナ(SOLO PIZZA Napoletana)」です。
大須のチェザリの隣に1号店をOPENさせて、若者が集まる繁華街の矢場に2号店を出しました。
マルゲリータは550円、チーズを使わないマリナーラは350円と、学校帰りの子供でもおやつ感覚で買える価格帯でありながら、小麦粉もチーズもオリーブオイルやトマトソースなど、全て本場イタリアのトップブランドを使用するこだわりのお店です。
そんな「ソロピッツァナポレターナ」が名古屋駅前に開業した「大名古屋ビルヂング」の1階に出店しています。入口やテラス席もイタリアそのものですが、店内のカウンターやテーブル、イスなど目に入るものは全て本物にこだわって特別に設計されたり、イタリアから買い集めたものばかりです。
お手頃な価格で楽しめるイタリア旅行気分をソロピッツァナポレターナで楽しんでください。
世界一のピッツァとは?
オーナーの牧島さんは2010年にナポリで開催された「ナポリピッツァ職人世界選手権」で優勝して、2013年にはナポリ市長から「ナポリのピッツァと文化の親善大使」の称号を与えられました。
ミラノ万博では、ナポリ代表の1人として、イタリアパビリオンでピッツァを焼いていたのも多くの日本人を驚かせました。
更に2014年には女性ピッツァ職人で店長の太田真代さんがこの大会で優勝を果たしたので、世界チャンピオンが2人も居るお店になりました。
また、2016年には、ナポリピッツァ職人世界選手権日本大会決勝で、友澤君と岡林さんが1位と2位を獲得するなど、優秀なピッツァ職人が多く育ってきています。
スイーツ好きのランチはこれ!
このお店は、前述したようにマルゲリータやマリナーラなど定番のナポリピッツァを格安で楽しめるんですが、僕はここに行くと「ドルチェピッツァ」を中心にしたコースを組み立てて楽しんでいます。
ランチですからまずは食事系を軽めに食べるために、サラダとフリッタティーナやアランチーニを組み合わせます。250円程度のサイドメニューですから、色々食べたくなるんですが僕はマカロニグラタンをコロッケにしたようなフリッタティーナが好きなので、これとサラダを頼みました。
ドリンクもコカコーラやジンジャーエールは200円だし、モルツの生が400円とリーズナブル。
仕事中の僕は、ナポリの炭酸水「フェッラレッレ:600円」をいつもいただきます。
チョコレートとコーヒーのピッツァとは
さて、初めに「ドルチェピッツァをメインに組み立てたコース」と書きました。
ドルチェピッツァとは文字通りスイーツのピッツァ。
このお店のメニューに載っている「PIZZA KIMBO」は、ナポリのNo.1珈琲豆「KIMBO」を使います。
そのKIMBOのエスプレッソをクリームにしてたっぷりとかけたコーヒー風味のピッツァです。
初めに四角く伸ばした生地にナポリっ子の大好きなヌテッラのような、チョコレートとヘーゼルナッツのペーストを塗ってナッツを散らします。
生地で包んでから表面にカットを入れて、窯の中で膨らんで破れるのを防いでいます。
窯の中で焼き上がっていく様子をしっかりとチェックして、仕上げに粉糖とエスプレッソクリームで飾り付けて完成です。
この「PIZZA KIMBO」が650円って安すぎますよ(笑)。
食後のカッフェも本場スタイルで
食後はエスプレッソを立ち飲みカウンターで頂くのもイタリアっぽいですよ。
ソロピッツァナポレターナはイタリアと同じで、立ち飲みだと100円でエスプレッソが飲めます。
僕は東京でもエスプレッソは立ち飲みが好きなのでソロピッツァナポレターナに行くと、バリスタさんとおしゃべりしながらカッフェ(エスプレッソ)をサッと立ち飲みするのが好きです。
夕方などにおやつを食べたいときには、夏場ならアマルフィの名物菓子「デリツィア・アル・リモーネ」と「カプチーノ」なんてセットが最高です。
ランチを食べて一仕事して、新幹線で帰る前にもおやつとカプチーノを楽しめるので、この店が出来てから日帰りでも名古屋出張が楽しくなりました。